健友「創作とおしゃべりの会」俳句の会冬(平成30年度その1)
平成30年12月13日、仲宿地域センターに12人が集まり、氷川神社参道を抜け、石神井
川に沿って旧中山道の板橋から仲宿商店街を歩き、歳末の賑わいと旧街道の面影をたど
りました。
句会選出句
( 読まれた 36 句 の 中 で 20 句 を 選 び そ の 内 2 票 以 上 の
12 句 を 選 出 )
木守柿とっぷり暮れし路地の奥 山田常雄
寒かったろ安堵のできる遊女墓 古賀のり子
寒空に口一文字石仏 守屋俊明
うす暗い湯殿で香る柚子湯かな 島田あい
初雪を知らせるニュースふるさとの 日向日出子
かるがもの身を寄せ合って冬の川 日向日出子
店先の冬野菜見る夕支度 宮川修一
雑事終え川面にゆるり鴨の群れ 橋本紀子
淡々と日々を重ねてはや師走 橋本紀子
川底の流れに負けじと沈落葉 古賀のり子
冬空に歴史を刻む百度石 田村弘治
今井弘雄講師選
天 冬空に歴史を刻む百度石 田村弘治
地 寒かったろ安堵のできる遊女墓 古賀のり子
人 寒空に口一文字石仏 守屋俊明
(講 評) 吟行からいい句が沢山詠まれました。皆に選ばれた
「木守柿とっぷり暮れし路地の奥」 は景が良く見えます。
また選外ですがほかにも、
「冬空に遊女の墓に手を合わす」 (矢部登紀子)
「亡きちちの背のぬくもりや冬木立」 (橋本紀子)